杉林渓高山烏龍茶 2008 冬茶 3,000円 (30g)
杉林渓は台湾南投県の南西、竹山鎮に位置する高低差の激しい土地です。日本統治時代はその肥沃な土地で農業実験が行われていました。中でもこのお茶は寒暖激しく雨量豊富な標高1600m以上の高山茶。杉や竹林に囲まれた黄色い粘土質の土地で有機肥料で大切に育てられた樹齢8年程度の元気な茶樹のものです。
暖かかった2008年の冬は寒暖の差がなく、多くの茶農は冬茶の時期に間に合わせるために早摘みしてしまいました。結果、繊細さに欠ける冬茶が多い中、この生産者はギリギリまで収穫を待ち、ちょうど良く成長した一芯二葉を手摘みしました。軽い発酵と軽く焙煎した茶葉は艶やかで深い緑色です。
茶葉は厚みがあり、手摘みした茎の部分から、ふくよかな甘味が出ます。
透明感のある美しいカナリヤ色の水色のお茶は、瑞々しいサトウキビの甘味と豊かな旨味があり、潤いのある山の森の空気を感じさせます。長く口中で香りたつ上品な蘭花香と、喉を潤す清涼感が特徴のとてもエレガントなお茶です。
霧と雲に抱かれた杉林渓高山烏龍茶は柔らかで優しい味わいが特徴で、この特優レベルのお茶は最も希少で高級な台湾高山茶の一つとして珍重されています。
手摘みの時に残した茎の部分から甘味が出ます。
壊れた切り口は手摘みの証
- 美味しい煎れ方 -
煎れ方の基本と手順は「
お茶のこと」のページをご参照ください。
茶壷は朱泥か磁器のものが適しています。一般的な中国茶の100cc茶壷の場合、茶壷の底が見えなくなる程度、目安として3g程度の茶葉をご使用ください。
沸騰させた100℃程度のお湯で煎れますと優しい香りを十分にお楽しみいただけます。
このお茶は一煎目を捨てる「洗茶」の必要はありません。抽出時間は1煎目は約1分。2煎目は約40秒、以降1煎毎に約10秒程度長くしていってください。この方法で6〜7煎程度お楽しみいただけます。
冷茶について
上記の要領でお茶を楽しんだ後、残りの茶殻を耐熱ジャーに移し、300〜500cc程度のお湯を入れ、そのまま冷まして、冷蔵庫に入れますと美味しい冷茶が出来ます。
水出し冷茶 その1
4g程度の茶葉を1Lの耐熱ジャーに入れ、200cc程度の熱湯を注ぎ、茶葉を開かせます。その後、水を注ぎ、そのまま8時間程度冷ました後、茶葉を取り除き冷蔵庫で、冷やします。
水出し冷茶 その2
15gの茶葉に1Lの水を入れ、8時間冷蔵庫で冷やし、出来たお茶を別の容器に移します。こちらの方法ですと更にスッキリとした冷茶になります。更に残った茶葉で2煎目も煎れられます。
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